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(まとめ)ハイエースがそこまで盗難される理由とその手口とは?! [経済]

ハイエース.jpg


http://www.mts-hiace.co.jp/msblog/ms-technic-service-shop/2705.html

今年の3月に日本損害保険協会が発表した「第16回自動車盗難事故実態調査」によると、
最も車両盗難にあった車種はトヨタの「プリウス」だった。

続く2位は、いつものハイエース。

2007年から7年連続で“ワースト”1位だったため、ハイエース関係者は
ちょっとホッとしただろうか。

そのワースト1位という”不名誉な記録”を取らなくて済んだ理由の
ひとつに2012年から導入された「イモビライザー」があるだろう。

その成果は、車両盗難被害数が148件→40件と飛躍的に減少した。

(ちなみに、今回ワースト1位を獲得したプリウスは
 前年とさほど件数が変わらなかったため、被害最多となった)

■ なぜハイエースが狙われるのか・・・

ハイエースはこれまで長年盗難被害を受けてきたが、
そこまで人を盗難にまで駆り立てる魅力はなんだろうか?

①「何より耐久性に優れ、ネームバリューがある」

②「部品の汎用性が高い」

③「10人乗りも可能な広々とした有効なスペース」

世界各国どこでもそうだろうが、
車の利用環境が例え整備されているところでも、
使えば使うほど消耗しやすい。

利用環境(道路が整備されていない)が悪いところでは
なおさらである。

だからこそ、中古車であってもこのハイエースは海外で売れる。

またこのハイエースに使用している部品が汎用性に優れているため
他の車に必要な整備部品と代用が可能だ。

そして、一度に人や荷物を大量輸送できることから、
日本では商業用として、海外ではプライベート兼商業用として
使いやすい。

■ 今後は盗難件数減少傾向は続くか?

必ずしもそうとは言えない。

なぜならそれだけ依然人気があるからです。
普通ではあまり考えられないことですが、
車の窓を割って動かすのではなく、そのハイエースまるごと
大きなトラックに積んで持っていってしまうケースも多いからです。

そして、実は先ほど取り上げたイモビライザーはプリウスに全グレード標準装備されています。

つまり、車メーカーがどれだけ優れた対策装備を開発したとしても、
窃盗犯は様々な手口で盗もうと画策するため、そのいたちごっこは変わらないからです。

万が一、盗難被害にあったらすぐに警察に通報することが必要です。

■ どんな盗難の手口があるの?

①「レッカーで盗む」

駐車違反のレッカー移動と全く同じ手法。
セキュリティが鳴る場合には、バッテリーのプラス端子を切断してしまえば全く気づかれません。

②「自走で盗む」

この手法が最も多いですが、
運転席に乗り込み、キーシリンダーを壊して配線を直結しエンジンをかける方法です。

窓ガラスを割ったり、ピッキングで開けたり、ドリルで鍵穴を壊したり。
イモビライザー装着車は、イモビカッターで解除されてしまえば所有者は何もできません。。。


③「事故を装う」

仲間と共謀して盗むパターン。
信号待ちしているところに軽く追突し運転者がキーを付けたまま怒って出てきたタイミングを狙われるんです!
別の共犯者がその隙にターゲットの車に乗り込み逃げます。怒ったドライバは慌てて追いかける間に相手をしていた人も逃げます。

④「強盗」

そのままです。信号で停車してるところを銃やナイフで脅して奪う。※ 日本以外ではある話

⑤「中古車屋が共謀」

中古で販売した高級車など、あらかじめ合い鍵を作っておき販売から時間を空けて盗むというパターン。
これで盗んだ車を窃盗団に安く売り、ローリスクハイリターンで稼ぐケース。

日本では②が一番多いですが、
海外ではあの手この手で盗みます。

よく被害に遭う車ということはそれだけ評価されているということだが、
自分に被害があったらそうは思えないですね[あせあせ(飛び散る汗)]

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